ダッチオーブンの使い方|日常のお手入れと簡単レシピ

ダッチオーブン(dutch oven)は、鋳鉄製のフタつきアウトドア料理用鍋(調理器具)です。ダッチオーブン一つで、焼く、揚げる、燻製、炒める、煮る、蒸す等の料理・使い方ができます。ダッチオーブンには、台所でも使用しやすいステンレス、アルミニウム合金、鋼板製があります。ロッジ社やル・クルーゼ社のダッチオーブンが有名です。このサイトではダッチオーブンについて、鍋の腐食を防止するシーズニング、日常のお手入れ、ダッチオーブンのスタンド、簡単レシピとメニュー、キャンプ料理などをご紹介します。
 

カテゴリー:使い方・シーズニング・手入れ

ダッチオーブンの手入れ

ダッチオーブン手入れは、使用した後に行ないます。鋳鉄製なので、使った後に毎回手入れをする必要があります。

●ダッチオーブンを使い始めた頃の手入れの仕方

使い始めの頃は、ダッチオーブンにまだ油が十分に馴染んでいないので、手入れは少し面倒です。

(1)ダッチオーブンを使った後、まだ温かいうちに、お湯を入れて、タワシでゴシゴシ洗います。ダッチオーブンが熱いときに水をかけては絶対にいけません。鋳鉄製のダッチオーブンは、急激な温度差に弱いからです。最悪の場合、ダッチオーブンが割れることもありますので、注意して手入れしてください。

(2)ダッチオーブンを火にかけて、水気を完全に蒸発させます。

(3)水気が無くなったら、そのまま火にかけておきながら、ダッチオーブンの全体(表面・裏面とも)に油を2〜3度塗って、少し焼きます。

(4)火を止めます。少し待ってダッチオーブンが完全に冷める前に、全体の余分な油を拭き取ります。

以上が、ダッチオーブンを使い始めた頃の手入れの仕方です。

●ダッチオーブンが少し馴染んできた頃の手入れの仕方

ダッチオーブンをある程度使っていると、油が馴染んできて手入れに手間がかからなくなります。

(1)ダッチオーブンを使った後、まだ温かいうちに、お湯を入れて、タワシでゴシゴシ洗います。ダッチオーブンが完全に冷めてしまってからであれば、水で洗っても構いません。

(2)火にかけて、水気を完全に蒸発させます。

(3)水気が無くなったら、ダッチオーブンの全体(表面・裏面とも)に油を薄く塗り込みます。

以上が、ダッチオーブンが少し馴染んできた頃の手入れの仕方です。

ダッチオーブンのメンテナンス

ダッチオーブンの使い方で重要なのがメンテナンスです。

使い始めにダッチオーブンのシーズニング(慣らし)が必要なように、使った後の手入れが不可欠です。

ダッチオーブンの手入れを怠ると、錆びができてしまいます。錆びない事こそ、ダッチオーブンを使いこなすコツと言えるでしょう。

ダッチオーブンを使った後の手入れ(メンテナンス)の基本は、以下の通りです。

メンテナンス1

料理が残っていたら必ず取り出します。そのままにしていると、料理に臭いがでてきたりします。また錆びの原因になります。

メンテナンス2

料理を取り出した後、ダッチオーブンが冷め切らない内に、お湯を入れます。ちなみに、急激な温度変化をダッチオーブンは嫌いますので、お湯です。

メンテナンス3

ダッチオーブンにこびりついた汚れを落とすために、火にかけます。もちろん天火はなくても良いです。下火だけで大丈夫でしょう。

ここで重要なのが、ダッチオーブンには食器洗いの洗剤は使用してはいけないということです。食器洗剤が厳禁です。シーズニングの時には食器洗剤を使いますが、その後は使いません。

メンテナンス4

ダッチオーブンにこびり付いた汚れは、木のヘラなどで取り除きましょう。

メンテナンス5

ダッチオーブンの湯を捨てて、洗い終わります。そしてダッチオーブンを空焚きします。ダッチオーブンが乾燥したら、オイル(オリーブオイルが良いようです)を塗り、また空焚きをします。オイルを塗ったままだとべたつきますので、空焚きしましょう。


ダッチオーブンは自然に冷まして収納しましょう。収納する時の注意点は、蓋をしめないということです。

湿気がこもらないように注意して、新聞紙などをダッチオーブン内に入れたり、蓋をずらして保管しましょう。

ダッチオーブンのシーズニング

ダッチオーブンは、シーズニングをしてから使います。新品のダッチオーブンには、その鋳鉄の表面に微小な穴が無数にあるからです。

シーズニングとは、ダッチオーブンを初めて使う前に慣らし使用することによって、その微小な穴を油で埋め、表面を滑らかにする作業のことです。

シーズニングをすると、ダッチオーブンにカスがたまったり焦げ付いたりするのを防ぐことができます。

まず、購入したばかりのダッチオーブンは、下記のシーズニングを行ってください。


●ダッチオーブン本体のシーズニング

(1)ダッチオーブンをお湯で洗います。これは、ワックスやコーティングを洗い落とすためです。

(2)ダッチオーブンに油(無塩バター、ピュアオリーブオイル、高純度ゴマ油のいずれか)を入れて、ネギ・ショウガなどの香りの強い野菜を、じっくりていねいに炒めます。

(3)炒めた野菜はそのまま捨ててください。絶対に食べないこと。

(4)ダッチオーブンに残った油を、タオルなどできれいに拭き取ります。

(5)上記(2)〜(4)をもう一度行なえば、本体のシーズニングは完了です。


●ダッチオーブンの蓋のシーズニング

(1)ダッチオーブンの蓋を洗剤で洗います。洗剤は研磨剤が入っていないものを使ってください。

(2)ダッチオーブンの蓋に薄く油(無塩バター、ピュアオリーブオイル、高純度ゴマ油のいずれか)を塗って、ガスコンロで温めます。ガスは弱火〜中火で、時間は5分程度でOKです。

(3)ダッチオーブンの蓋に残った油を、タオルなどできれいに拭き取ります。

(4)上記(2)〜(3)をもう一度行なえば、蓋のシーズニングは完了です。


シーズニングを1度行なっただけで、ダッチオーブンのコンディションが完璧になるというわけではありません。

これからダッチオーブンを使い続けていくことによって、徐々に料理の際の油がしみ込んでいき、より焦げにくく、より使いやすい鍋に育っていくのです。

ダッチオーブンの使い方の基本

ダッチオーブン使い方の基本をご紹介します。ダッチオーブンという名前からいろいろな使い方を想像しますが、なんていうことはない、蓋つきの肉厚の鋳鉄製の鍋です。

しかし、ダッチオーブンの重厚で簡単な構造と、焚火に放り込んでおける使い方と頑丈さに、心が引き寄せられます。

ダッチオーブンは、使い込むうちに黒光りしはじめ、やがてブラック・ポットへと成長していきます。

ダッチオーブンは、その昔、アメリカの開拓時代のカウボーイ達には必需品で、使い方としてはアウトドア料理専用の鍋だったそうです。

ダッチオーブンの魅力は、普通の鍋とは違って、『焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる』といった様々な使い方ができることです。当然、料理のバリエーションも豊富になります。

しかも、ダッチオーブンのフタには、あるていどの重量があります。ですから、中身が沸騰したりしても、フタが持ち上がってしまうことがほとんどありません。つまり、圧力鍋と同じような使い方ができます。

また、フタの上に炭を乗せることもでき、ダッチオーブンの上からも熱を加えるという使い方もできます。

このフタによって、時間がかかるシチューなどを、早くおいしく作る事ができます。

さらに、ローストチキン、ローストビーフ、パン、ケーキ、燻製などを作る、という使い方までできるのです。

しかも、どれもとっても美味しくでき上がります。これが、ダッチオーブンのパワーであり、魅力です。

ダッチオーブンを使う前に

ダッチオーブンを初めて使う前にする慣らしがシーズニングです。つまり、シーズニングしないとダッチオーブンは使えません。

それぞれのメーカーによって、シーズニングの方法は異なるようです。

一般的なシーズニングは、ダッチオーブンを食器洗剤で洗い、洗い終わったらダッチオーブンにお湯(水からでもいいです)を入れ沸騰させます。

沸騰するとワックスが出てきますので、洗い流して自然乾燥させます。自然乾燥させるのは、急激な温度変化はひび割れ(クラック)の原因となるからです。注意しましょう。

自然乾燥したダッチオーブンに、オリーブオイルを隅々まで薄く丁寧に塗ります。そして弱火にかけて、オリーブオイルを馴染ませていきます。

その後、ダッチオーブンでくず野菜を炒めて臭い取りをすれば、シーズニングは完了です。

このように、鉄製のダッチオーブンにはシーズニングが必要です。

しかし、ステンレス製のダッチオーブンであれば、シーズニングは不要です。ステンレス製のダッチオーブンは、錆びの心配もないことから人気です。

ダッチオーブンの楽しみ方

ダッチオーブンには使いやすいように、付属品が充実しています。火傷防止のミット(手袋)やトングの類や、ケース(キャリーバック)などです。

また、ダッチオーブンスタンドも充実していて、ダッチオーブン料理に欠かせない火加減を安定させるようです。

ダッチオーブンは上下からの加熱が可能です。

アウトドアで炭をおこし蓋の上に置き、またなべ底からの上下加熱こそ、ダッチオーブンの醍醐味です。まんべんなく加熱できることこそ、ダッチオーブンの魅力です。

家庭のコンロでも、ダッチオーブンを楽しむことは可能です。しかし家庭では、わざわざ炭をおこしてダッチオーブンの蓋の上に置く事は面倒かもしれません。

もちろん、ダッチオーブンは下火だけでも調理は可能で、十分に楽しめるはずです。

しかし、家庭のコンロやストーブでダッチオーブンを充分に楽しみたい人のために、「上下ヒーター」という商品があります。

ダッチオーブンを家庭で楽しむために生まれた上下ヒーターは、簡単にいうと蓋の上にのせる炭の代用品です。

家庭の電源で暖まるステンレス製の蓄熱器で、ダッチオーブンの蓋の上に置いて加熱します。

上下ヒーターは温度計を内臓していて、温度調整が簡単なのが嬉しいです。

ダッチオーブン料理のなかで珍しいのが、塩釜を使ったものです。塩釜で料理すると、風味が沁みこんで大変美味しく、ダッチオーブンの得意料理です。

しかも作り方はとても簡単なのに、見栄えが良いのです。

牛肉なら固まり肉をダッチオーブンに入れ、塩と卵白をまぜたものをその上に乗せていくだけです。

ダッチオーブンを火にかけて、50分後には美味しい塩釜料理の出来上がりです。

さて、ダッチオーブンの虜になった人は多く、数々の集まりが行なわれているようです。

ダッチオーブンの協会を作って広報活動を行なっていたり、料理教室も多く開かれています。ダッチオーブンに興味がある人は、1度参加してみるといいかもしれませんね。

バーベキューからダッチオーブンへ

バーベキューに飽きてきた人達が、今ダッチオーブンにはまっているようです。

アウトドア料理といえば、やはりバーベキューですが、バーベキューグリルなどで炭火を起こして、ダッチオーブンで料理していきます。

ダッチオーブンの魅力は、バーベキューや普通の鍋とは違って、『焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる』といった様々な使い方ができることです。

当然、バーベキューとは異なる料理のバリエーションが、豊富になっていきます。

ダッチオーブンのフタには、ある程度の重量があり、中身が沸騰したりしても、フタが持ち上がってしまうことがほとんどありません。つまり、圧力鍋と同じような使い方ができます。

しかも、バーベキューとは異なり、ダッチオーブンのフタの上に炭を乗せれば、上からも熱を加えるという使い方ができます。

このフタによって、時間がかかるシチューなどを、早くおいしく作る事ができます。

さらに、ローストチキン、ローストビーフや、バーベキューではできないパン、ケーキ、燻製などを作る、という使い方までできるのです。

どれもとっても美味しくでき上がります。これが、ダッチオーブンのパワーであり、魅力です。

また、家庭でもダッチオーブンを使うことができます。

それはダッチオーブンが使える家庭コンロもありますし、また炭火があればベランダや庭でも使うことは可能です。

もちろん家庭の普通のガスコンロでも使用可能です。

ちなみに、家庭内で使うのならば、アルミ製のダッチオーブンが使い勝手がよいかもしれません。

ただし、家庭の台所のガスコンロでダッチオーブンを使って料理する場合には、換気扇をフルにしましょう。結構煙がすごいからです。
スポンサードリンク
ダッチオーブンの使い方 最近の記事一覧
使い方・メニュー・レシピのまとめ
ダッチオーブンの使い方 タグ
リンク集
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。